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安部公房とかどうでもよくて、憧れの人に彼女がいたら?

ここから文学とかどうでもよくて、単純に、憧れの人のスキャンダル?に対する普遍的でかつどうでもいい話をグダグダ続けます。

賢妻に支えられた孤高の哲学者と思ってた安部公房に、美人女優の愛人がいたのは、ショックでした。
なので、山口果林ってどんな女優さんか全く知らず、自分の中では敵認定
会社でその悲しさを訴えたところ、

二人はほとんど夫婦みたいだったんだって」・・・知り合いでもないのになぜ知ってる!?
作家なんてそんなもんでしょ」・・・だから、安部公房の作品は非モテ系だから、違うんだって!
誰も共感してくれない。

旦那にも「非モテ文学の作家に愛人がいるのは間違ってる」と訴えたら
「作品と人生は全然関係ないだろ?」と、ばっさり返された。




安部公房は、ゴミが好きだそうな。わざわざ夢の島に出かけて、ゴミの写真を撮って、作品にも載せている。
そう、、、ゴミの写真が好きなのに、美人の彼女って、何か変
前衛で哲学やってる人が、人並みに美人が好きっていうだけで、ちっとも前衛じゃないし哲学じゃない。どっちかというと、黴臭い明治時代の文豪に近い。

そもそも、前衛さんが哺乳類に恋する時点で間違ってる
前衛さんの恋人といったら、たとえばイグアナ?、、、いや脊椎動物という時点で俗っぽい。
最低でも、イソギンチャクレベルであってほしい、あ、きれいじゃんイソギンチャクって。
無生物だとよいし、さらに無機物だと上出来
ただし、磨かれたダイヤモンドとかのいわゆるジュエリーは却下。別の意味で俗ぽい。

以下が、自分のような100%俗人が考える、前衛哲学に相応しい恋の相手です。

  • 古びたコンクリートのひび割れ。雨が降り滲み出す染みの形を想うと、身も心も震えてくる
  • 液漏れした乾電池。漏れた電池の液が渇き白い結晶がパラパラ崩れる様に、興奮する
  • つぶれたネジ山。合わないドライバーで回そうとした結果の崩壊に、涙がそそられる。

・・・・俗人には、これ以上思いつきません。
哲学者はすべからく無機物に恋をすべきってハードルを上げてみたら、現代生活、無機物って本当に少ない。
壁紙も机も文房具もみんな、石油化合物なんだよ。
いや~、バカバカしいヤキモチから、思わぬ真実を発見してしまった。

by kiiwako | 2015-02-15 19:20 | 後ろ向き人生・ポエム


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